シミと肝斑の違いは?見分け方と肝斑に効く治療法

シミと肝斑の違いは?見分け方と肝斑に効く治療法

シミと肝斑の違いを知りたい!

肝斑が顔に広がってしまい、悩んでいる方は多いと思います。肝斑とは、大きなくくりではシミの一種とされており、色や形が肝臓に似ていることから、その名がついたと言われています。

とはいえ肝臓の機能が原因で起こるものではなく、また通常のシミとは異なる特徴をもっていることでも有名です。

特徴こそ異なりますが、一目見ただけでは自分の肌にできてしまったシミが、肝斑とは明らかに違いのあるほくろのようなシミでもない限り、肝斑なのかそうでないのかを判断することは難しい場合もあります。

見分けるための一番確実な方法は、美容皮膚科を受診して医師に判断を仰ぐことですが、自己判断する際には、間違った処置による症状の悪化を防ぎ正しい処方をするためにも、肝斑とその他のシミの違いをきちんと理解しておくことが大切です。

今回は、肝斑とその他のシミの見分け方をいくつかまとめてみました。

1:肝斑は左右対称の場合が多い

老人性色素斑と呼ばれるような一般的なシミにはない、肝斑特有の特徴が、左右対称に広がるということです。(左右対称に広がらない場合もありますが、それはごくまれな症状です。)

顔の垂直軸を中心とし、左右対称にシミが出現した場合には、まずは肝斑を疑いましょ

一般的なシミの場合には、日光により紫外線を浴びた箇所や日常的な摩擦の違いによってシミができるため、肝斑のような規則性はないのです。

肝斑と違いシミには規則性がない

2:周囲の肌の色との境目があいまい

一般的なシミは周りの皮膚との色の違いがはっきりとしているのに対し、肝斑の場合には境界線があいまいな場合が多いのが特徴です。

具体的には、一般的なシミの色は黒色や茶色が多く、一目見てシミの部分とそれ以外の部分の境界線が分かります。

それとは対照的に肝斑はぼんやりと変色している場合が多く、どちらかというと「くすみ」の状態に近いことが多いです。

この色の違いと周囲の肌の状態との境界線の差で、肝斑なのかそうでないのかを見分けることが可能となるのです。

3:肝斑が現れるのは、30~40代が多い

肝斑の発症年齢は限定されており、30~40代で発症される方が多いです。それ以外のシミの場合にも、この年代で発症することはありますが、一般的にはこの年代から現れるシミは、肝斑である場合が多いとされています。

4:肝斑ができてしまう原因は、紫外線ではない?

本来シミが起こる原因は、紫外線によるメラニンの蓄積と言われていますが、肝斑が発生する主な原因は女性ホルモンであるとされています。

女性ホルモンが乱れると、ケラチノサイトと呼ばれる肌の表皮にある細胞が刺激を受け、プラスミンという物質が生成されます。

このプラスミンはメラニンの基となるメラノサイトを活性化させる働きがあり、これによって紫外線によるメラニン蓄積と似たような状態が沢山作られてしまい、肝斑ができる原因となるのです。

よく妊娠やピル服用を機に肝斑ができると聞きますが、これはまさしく女性ホルモンが乱れてしまうことが原因である証です。

女性ホルモンの乱れは、ニキビや肌荒れにもつながりますので、ホルモンバランスを整えることがいつまでも美しく若々しい肌を保つためには欠かせません

行き過ぎたマッサージや物理的な刺激も、肝斑ができる原因とされていますので、表皮にあるケラチノサイトを刺激しないように、日々気を付けていくことが大切ですね。

肝斑に特化した薬があるって本当?

かつては肝斑といえば、一度できてしまったらなかなか治らず、一般的なシミの化粧品や治療薬が効かないというイメージでしたが、肝斑に効くとされているある成分が脚光を浴びてからは、

そのイメージは払拭され、現在では第一三共ヘルスケアから「トランシーノ2」という、女優の麻生久美子さんでもおなじみの製品が販売されています。

肝斑対策にはトラネキサム酸

トランシーノ2には、トラネキサム酸という成分が含まれており、このトラネキサム酸が肝斑に効果的であるとされています。

トラネキサム酸と聞くと、歯磨き粉を連想される方も多いのではないでしょうか?

医療用医薬品の分野において、必須アミノ酸リシンという成分を基に人工的に合成されて作られた成分ですが、この成分の主な働きとして、プラスミンと呼ばれる酵素を抑える働きがあります。

プラスミンを抑えることは、私たちの体を様々な炎症から守ることにつながります。

歯磨き粉や月経過多、血友病や白血病の止血剤として用いられることが一般的ですが、副作用がほとんどない安心の成分であるとされています。

ただし血栓を溶かす生体作用を抑制するおそれがあるため、脳梗塞や心筋梗塞を患っている方は使用を控えたほうがよいです。

トラネキサム酸はメラニン生成の原因となるプロスタグランジンを抑制させ美白を保つ効果があるため、シミの予防には最適な成分です。

特に肝斑に対しては効果があるとされており、二条貞子医学博士によって偶然発見されてからは、トランシーノの開発がみるみると進んでいき、現在に至るそうです。

そもそも第一三共ヘルスケアは、1965年にトランサミンと呼ばれる医療用製剤を製造したことを皮切りに、常に第一線で活躍しているトラネキサム酸の開発メーカーのうちの一社なのです。

トラネキサム酸を配合したトランシーノ2は、医学的効果がきちんと立証されており、効果が現れるまでにはおよそ8週間必要とのことですが、肝斑の治療にはまさにうってつけの商品と言えます。

臨床結果に関しては、下記の記事をご参照ください。

このページをご覧になった皆さんの中で、まだトランシーノ2を試したことがないという方には、自信をもってこの商品をオススメします。

先ほどもお伝えした通り、効果が出るまでに少々時間はかかりますが、焦らずにきちんと用法用量を守り服用していれば、一般的なシミ対策の化粧品や医薬品を使用するよりも高い効果が期待できます。

ちなみに、今回ご紹介したトランシーノ2は先代のトランシーノよりも1日の服用回数が減り、(1日3回から2回になりました。)より続けやすく、飲みやすくなりました。

さらにそれだけでなく、有効成分も1.5倍となり、より肝斑治療に適した商品として生まれ変わっています。

肝斑ができてしまっても慌てずにきちんと対処をし、確実に美しいお肌を手に入れていってくださいね。