プラセンタクリームはシミに効果がある!?美容成分プラセンタの5つの特徴

プラセンタクリームはシミに効果がある!?美容成分プラセンタの5つの特徴

美容にとても興味がある!という人でなくても、「プラセンタ」という美容成分の名前は聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。美肌、アンチエイジング、健康に良いとされ、さらにはバストアップ効果や育毛効果もあるなんて言われていますよね。

知名度の高い美容成分ですが、ではプラセンタとは一体なんなのか?何からできているのか?ということを知らない人は多いと思います。ちょっとプラセンタについて、説明しておきますね。

美容成分プラセンタのとは

プラセンタとは、「胎盤」のことです。妊娠中の女性の子宮の中で赤ちゃんとお母さんをつなぎ、胎盤を通じて栄養や酸素などを胎児に送る役割をしています。

胎盤は私たち人間を含む哺乳類やサメの一部の体内に作られます。哺乳類の赤ちゃんの中には、生まれてすぐに胎盤を食べ、栄養を摂る生物もいます。

胎盤にはアミノ酸、タンパク質、ビタミン、ミネラル、拡散、酵素などの赤ちゃんが元気に生きていくための栄養素がぎっしりと詰まっているのです。

美容成分として知られている「プラセンタ」は、胎盤の成分を抽出したエキスのことです。

プラセンタとは

プラセンタの持つ未知なる可能性

生命の源とも呼べる胎盤から抽出されたプラセンタエキスには、しみ・しわ改善効果やアンチエイジング効果があるとされていて、美容業界で注目されている成分です。

プラセンタには、シミを薄くしたり、そもそものシミの原因でさるメラニンの生成を防ぐ作用があります。肌の新陳代謝を活発にさせる作用もあるので、新しい若々しい肌を作り出すサポートもしてくれます。

プラセンタは胎盤という体の中にあるものから抽出されたエキスなので、副作用の心配も少なく安心して使えます。プラセンタ入りのクリームを肌に塗ると潤いのある若々しい肌に近づくことができます。

自然由来のプラセンタエキスは、他の化学成分の入った化粧品などと比べて、副作用のリスクが低く美肌への効果が期待できる成分です。

プラセンタの種類

一言で「プラセンタ」と言っても、哺乳類の動物の多くが胎盤を形成するので、抽出される動物によってプラセンタにも種類があります。例えば、ヒトから抽出したプラセンタエキスなのか、豚由来のものなのか馬由来のものなのかで、プラセンタの特徴も変わってくるのです。

プラセンタの種類別に、それぞれの特徴を見てみましょう。

豚プラセンタ

メリット デメリット
大量生産ができる
価格が安い
質が安定しない
不純物が混じっていることがある

美容製品に一番多く使用されているプラセンタは豚由来のものです。

豚の妊娠期間は114日から116日程度だそうです。豚は年に2、、3回出産することが可能です。そして1回あたり10頭前後の赤ちゃんを産む子沢山動物です。妊娠の回数が多く赤ちゃんの数も多いということになると、胎盤もたくさんできます。それだけプラセンタエキスが多く抽出できるので、美容製品に使用されていて、値段も比較的安いのが特徴です。

人間もそうですが、豚を始めとする動物も妊娠中の食べ物、環境、受けるストレスが胎児や胎盤に少なからず影響を及ぼします。普通プラセンタ入りの商品を選ぶときに、原料までは注意して見たとしても、原料となった動物の飼育環境までは気を配れないですよね。

ところが実はこれが大切なポイントで、プラセンタの元になった豚がどのように飼育されていたのか、何を餌にしていたのかでプラセンタの質に違いが出てきます。

また、豚は病気にかかりやすい動物です。ワクチン、予防接種など、薬を投与する機会が多く不純物が胎盤に混じってしまっていることがあります。

豚プラセンタ入りの商品を選ぶなら、「国内産SPF豚」という豚から抽出されたプラセンタエキスが使用されているものを選ぶと良いでしょう。日本SPF豚協会が定めた厳しい生育環境基準を満たした国内産の豚で、抗生物質の投与がされていない豚です。この豚からできたプラセンタエキスは品質が高く、安全です。

豚プラセンタ

馬プラセンタ

メリット デメリット
アミノ酸が豊富
豚プラセンタに無い必須アミノ酸を含んでいる
不純物が混じりにくい
値段が高い

馬プラセンタはプラセンタの中で高級と格付けされています。馬は年に1度しか出産せず、一度の出産で生まれる赤ちゃんは1頭だけだからです。

一年に20頭、30頭と産める豚と比べると、馬の胎盤は希少ということが分かりますよね。馬プラセンタは、美肌成分として知られているアミノ酸を通常のプラセンタの約3,000倍含んでいます。更に、豚プラセンタが含んでいない6種類の必須アミノ酸も入っています。

馬はあまり病気にかからない動物です。薬の投与も豚と比べて少ないので、胎盤に不純物ば混ざる可能性も低いと言えます。馬の生育環境は衛生管理などがしっかりされている場合がほとんどですので、衛生面の心配もあまりありません。

馬のプラセンタは、馬の生育にコストがかかることや、希少価値があり質も良いので、その分値段は高めになります。プラセンタの中の高級品と呼ばれる理由がお分かりいただけたと思います。

馬プラセンタ

羊プラセンタ

メリット デメリット
純度、安全性が高い
浸透率が良い
日本では流通していない

ニュージーランドやスイスなど、欧米の牧場で育てられた羊の胎盤から抽出されたプラセンタエキスです。日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパ・中国などでは羊のプラセンタはよく使用されていて、人気もあります。羊はあまり病気にかからない動物なので、薬を投与される機会も少なく、不純物の心配がありません。

また、羊プラセンタの成分は私たち人間によく似たアミノ酸組織を持っています。人間の体に自然に馴染み、浸透率が高くその分しっかりと効果が出ると言われています。

ではどうして日本では羊プラセンタがメジャーにならないのかというと、日本政府が羊の伝染病に対する対策を取っているからです。羊には、人間には感染しない羊特有の伝染病があります。以前日本が騒然となった狂牛病(BSE)問題がありましたが、この後牛プラセンタは禁止されるようになりました。羊の伝染病が狂牛病に似ているという事で政府は牛と羊両方の制限を設けることになったようです。

羊プラセンタ

ヒトプラセンタ

メリット デメリット
安全性、効果が保証されている
感染症の心配がない
通院が必要
美容目的で利用する場合は全額負担となり高額

ヒトの胎盤から抽出するヒトプラセンタの使用は、薬事法により厳しく規制されています。サプリメントやクリームなどでの手軽な利用はできません。医療機関で注射に限り、使用が許可されています。

医療機関で使用される医薬品として扱われるので、安全性や効果はしっかりと保証されています。

ヒトプラセンタは人間の胎盤から抽出するわけですが、事前に該当者の感染症検査、エイズ検査、血液検査などが行われます。感染症のリスクはゼロで安心して使用ができます。

ヒトプラセンタは肝機能障害、更年期障害の治療にも使われており、そのような場合には保険が適用されることもあります。ただし、美容目的で利用する場合は保険適用外になるので、全額自己負担になりかなりお金がかかります。

医療機関のみで取り扱われるので通院しなければなりませんし、費用と通院などにかかる時間の面からいっても手軽に利用できる種類のプラセンタでは無いということです。

また、ヒトプラセンタの注射・点滴を受けた人は献血・輸血ができなくなるということが日本赤十字社によって決められています。ヒトプラセンタを使用する際は、このことも念頭に置いておきましょう。

人プラセンタ

植物性プラセンタ

メリット デメリット
病気、感染症のリスクが無く安全性が高い アンチエイジング効果が薄い

原材料名に「植物性プラセンタ」と表記されているのを見たことがある人もいると思います。

この「植物性プラセンタ」は、厳密にいうとプラセンタでは無いのです。何故かというと、植物は赤ちゃんを子宮の中で育てるようなことはないですから、胎盤もありません。植物性プラセンタは胎盤から抽出された成分ではありません。

ではどうして「植物性プラセンタ」と呼ばれるのかというと、動物性プラセンタの効果と同じような効果が得られる成分なので、植物プラセンタと呼ばれています。

動物の胎盤から抽出される成分では無いので、病気や感染症のリスクがありません。安全性が高いのでサプリメント、クリーム、美容液など様々な美容製品に使用されています。動物プラセンタと同様の栄養素も含んでいて、今美容業界では注目を集めている成分です。

「動物の胎盤から抽出」というのに抵抗がありプラセンタを使用しにくいという人もいますが、そういう人にとっては抵抗なく使えるプラセンタです。アケビ、メロンなどの植物からエキスが抽出されます。

植物性プラセンタ

植物性プラセンタは、動物の胎盤と似た役割を担う「胎座」という植物の種の周辺部分から抽出されます。植物性プラセンタは動物性プラセンタと似た作用をしますが、残念ながら全く同じ効果はありません。

細胞を活発にさせる因子が無いので、通常の動物性プラセンタが効果的と言われるアンチエイジング効果はあまり期待できません。